三重大学人文学部 小山憲司先生へのインタビュー
Q1.「ブッククロッシング」という活動を研究材料として選ばれた理由は?
今回、私のゼミで「ブッククロッシング」をテーマにしたのは、ある学生が持ってきた新聞記事がきっかけでした。 今年度、ゼミのテーマを設定するにあたり、学生一人ひとりに興味のあるテーマを1つずつ持ち寄ってもらい、プレゼンテーションをしてもらいました。
その学生は、ブッククロッシングについて紹介した新聞記事を元にプレゼンテーションをし、それを聞いた学生たちがこれをテーマとして選んだのです。
Q2.学生さん達の調査や分析結果により得られたものの中で、特に興味深いと感じられた
ことをお聞かせください。
私自身もこの活動を詳しくは知りませんでしたが、本を通じて、人と人とのコミュニケーションが成り立つモデルであること、またそれを支えるのがインターネットという情報技術であることの結びつきが興味深かったです。
もちろん、Amazonなどのレビュー機能など、類似のものもありますが、ここで扱われている本が、自分がお薦めしたい本という点が大変ユニークだと思います。
Q3.最近、読まれた本は何ですか?良かったら、少しだけ内容と感想を教えてください。
橋口侯之介著『和本入門:千年生きる書物の世界』平凡社 2005
仕事柄、こうした本を読むのですが、日本の本の伝統文化の奥深さとおもしろさに改めて気づかされました。
図書館に勤めていたときにも、いわゆる古典籍を扱っており、それなりの勉強もしていましたが、それを紹介する人によって、いろいろな魅力が導き出されるのだなと改めて感じました。
Q4.ブッククロッシング・ジャパンに応援メッセージをお願いします。
最近、いろいろなところでこの活動を目にするようになりました(注意しているからなのかもしれませんが)。
先にも述べましたように、大変ユニークな活動だと思います。
今後、どのような活動の展開があるのか、楽しみにしております。
最後になりますが、みなさまのますますの発展とご活躍を祈念しております。
どうもありがとうございました。